ブログ初心者のみなさん、Googleアドセンスの合格へ向けて何をすれば良いか分からず悩んでいませんか?
この記事では、2サイト目のアドセンス審査時に、1ケ月の出入り禁止という非常に稀な経験をした軌跡をご紹介いたします。
1サイト目、2サイト目以降問わず、アドセンス合格で足踏みをしてしまっている人の手助けになれば幸いです。
前提:2サイト目のアドセンス申請としてスタート
最初にですが、我が家の場合、僕の妻が先にブログを始めていてアドセンスも審査通過していました。
Googleアドセンスには一人1アカウントという決まりがあります。
そして、ちょっとややこしいのは1人、と言いつつ同一住所で原則1アカウントしか取れない、という決まりもあるのです。
このアドセンスの基本規定の部分は他の方も沢山説明しているので本記事では割愛しますが、とにもかくにも僕は上記の状況にあった為、妻のアカウントの2サイト目としてアドセンス合格を目指すという形のスタートでした。
「追加だったら楽勝でしょ!」
と高をくくっていた僕は、この数日後、グーグルさんの洗礼をものの見事に浴びることになるのです・・・。
合格までの足跡
早速ですが、こちらが僕の合格までの道のりです。
➡不承認
1月30日:1記事で再申請(2回目)/ やったこと:ads.txtの設定
➡不承認
2月 2日:2記事で再申請(3回目)/ やったこと:1記事追加のみ
➡不承認&1ケ月の出禁・・・
2月7日:3記事で再申請(4回目)/ やったこと:ads.txtの設定削除・プロフィール追加
➡不承認&やはり1ケ月の出禁(延長)・・・
・
・
・(出入り禁止・停学期間)
・
・
3月7日:9記事で再申請(5回目)/ やったこと:プライバシーポリシー・運営者情報・免責事項作成
➡翌3月8日合格!!!!!
短いようで長い道のり。
長いようで短い道のり。
それでは、早速時系列をおって見ていきましょう
2020年1月29日:初申請
まずは試しにと、ブログ開設後1記事でGoogleアドセンス初申請を行いました。
世の中にはたった3記事・4記事・5記事程度で合格という強者もゴロゴロいることを知っていたことと、僕自身、妻のアドセンス挑戦を何の責任感も無く横で見ていた頃から、
「えっ?実は意外と簡単なんじゃない?」
という甘い考えを持ってしまっていたんですね。
翌日、グーグルさんから来た審査結果は下記のとおり。
まぁ、もちろん不合格です。
「Adsensプログラムポリシーにサイトが準拠していることを確認してください。」
んー。
どいうことでしょう。
この時点で少しパニックではありました。
何故かというと、先にアドセンス合格していた妻のブログは毎度
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」
という不承認理由だった為、プログラムポリシー云々の指摘に対する知識と経験が我が家にはなかったのです。
ちなみに、そんな妻も13回もトライしてやっとアドセンス合格に至った経緯があります。
本記事では触れていない複製されたコンテンツが理由での不承認でお悩みの方はどうぞ↓↓
[blogcard url=https://jijiko.com/adsense-pass/]
2020年1月30日:申請2回目
さて、大した施しはせずすぐに2回目の申請です。
変わらず1記事のまま。
結果は、
初回申請と内容変わらずの不承認です。
「まぁ、それはそうだろうな」
という感じです。
そもそも、大した権威性もないブログで1記事状態で申請ですからね・・・
*ads.txtについては下記を参考にさせていただきました↓↓
【Googleアドセンスでのads.txtファイルの問題を修正】 by 中年おじさんが100%ネットで生計をたてていく方法
2020年2月2日:申請3回目(1ケ月の出禁へ・・)
そうこうしている間に新しい記事を書き上げていたので、この状態で再度申請を。
記事数2にて。
さて、どうなることかと思いきや、この後大問題が発生します。
そして出禁になる
当日中にグーグルさんから、例のごとく不承認通知が。
あれ?でも、内容が前回までと異なるような気が・・・
ふむふむ、
「このサイトは、最近複数回不承認となりました。」
たしかに短期間で複数回申請したもんな~
「このサイトの再審査は2020年3月3日からリクエストできます。それまでの間、お客様のサイトがAdSenseのプログラムポリシーに準拠するよう更新してください。」
そっかそっか、3月3日まで手直しして再審査に挑めと、はいよっ!と。
さて、じゃあまた明日再トライだなぁ~
・・・・
・・・・・・・
って!!
はっ?3月3日?
今日2月2日ですよ!!!
グーグルさん、カレンダー読めなくなったの??
いやいや、僕の見間違えだろうか?
画面ジーっ・・・(注視)
「このサイトの再審査は2020年3月3日からリクエストできます。」
出禁です。
学生で言えば停学です。
1ケ月反省して自宅待機してろ、と。
その間、山のような宿題ちゃんとやっとけよ、と。
繰り返します。
まさかのGoogleアドセンス、出禁です。
2020年2月7日:申請4回目(そして出禁期間延長へ・・・)
もうかなり落ち込みました。
妻の時も結構短いスパンで再申請を繰り返していたのを知っていたので、まさかこんなことになろうとは、微塵も想像していませんでした。
現実を受け止められない僕は暴挙に出ることにしました。
「いやいや、大丈夫さ、再申請してみよう!」
出禁告知からわずか5日後。
まだ停学処分が解けていないのに学校へ行くのです、僕は。
記事数は3にて。
2回目の申請時に設定したads.txtの設定をいったん削除しました。
そもそも自分のサイトの広告管理を厳密に行う為の設定らしいので、この段階でアドセンス不承認の僕は広告が出せていないわけで
「広告を出せてないのに(まだ許可されていないのに)、広告管理!?」
このあたりの矛盾をグーグルさんは怒っているんじゃないだろうか、と。
(今思えばこれは設定していようが削除していようが、正直関係なかったと思いますが)
それと、プロフィール追加です。
実はプロフィールを作っていなかったのです。
何故かと言えば、冒頭お話ししたように僕の今回のアドセンス挑戦は、妻のアドセンスアカウントの2サイト目としての追加申請だったからです。
どういうことかと言えば、妻のアカウントにもかかわらず、ブログ内では僕のプロフィールを厳密に設定することで、
「あれ?君だれ?ここの住人じゃないよね?えっ?不法侵入じゃない?」
とグーグル警察に取り締まられるんじゃないかと思っていたんです。
これ、よくよく考えればおかしな思考でして、他のブログを見たりしても分かるように
「仲間数人で1つのブログを運営している」
「夫婦協業でブログを更新している」
ということはいくらでも例がありますよね?
特に1アカウントだからと言って、複数人が運営に携わってはいけない決まりはないのです。
現に、ワードプレス等でブログをされている方はご存じかと思いますが、記事ごとに「作成者」を選択できるわけですし。
なので、変なところでびくびくするのはやめて(というか、最初から悪いことをしているわけでないので)プロフィールを設定しない=名乗りもせずにブログ運営することが、グーグルさんの言うところの
「AdSenseのプログラムポリシーに準拠」
していないのではないかと、そう考え、プロフィールをきちんと設定したのです。
さらに出禁期間が延長される
ここまで設定していざ再申請しました。
出禁状態なのにどうやって申請したかというと、いったん僕のブログサイトの申請を完全に取り下げたのです。
申請自体を削除・取り下げ。
そして、新たに一から申請してみたところ、思いのほかあっさりと申請自体は受け付けてくれたのです。
で・す・が
グーグルさんはやはり甘くない!
ごめんなさい、スクショ忘れたので、申請3回目の時のものを使いまわしです。
実際は
「このサイトの再審査は2020年3月7日からリクエストできます。それまでの間、お客様のサイトがAdSenseのプログラムポリシーに準拠するよう更新してください。」
という感じで、申請可能日が3月3日➡3月7日へと延長されての不承認です。
はい、やらかしました。
出禁日数が伸びました。
不用意に外出したので、停学期間延長です。
言われたことはしっかり守りましょう。
ダメなものは方法を変えてもダメなのです。
停学期間に記事を書く(宿題)
もはややれることが無いので(というか、やったところで申請が出来ないので)、記事をコツコツ積み上げることにしました。
平日は仕事や帰宅後の子育てでなかなか思うように記事数も伸びませんでしたが、週末にある程度集中してライティング➡どうにか6記事を追加。
日々更新の方々も沢山いる中、本当に亀の歩みのペースだなと思いつつ、
「継続は力なり」
だけは忘れず、まずは自分の出来る範囲で”続けること”だけはやめないと心に誓いコツコツしておりました。
2020年3月7日:申請5回目(出禁解禁)
3月7日。
長い長い謹慎期間を経て、いよいよ運命の日を迎えました。
アドセンスの申請画面、午前中は相変わらず3月7日~のアナウンス表記だったのでいじけていました。
が、午後16時くらいに再度確認すると無事に申請できるようになっていました。(すみません、またスクショ忘れました)
もしかして、本国アメリカの現地時刻が適用なのかもしれません。(エビデンス無いのであくまで予想です)
早速再申請です。
前回までに書いていた3記事+出禁中の6記事=計9記事です。
前述したように前回までの申請時にはそもそも記事数が少なかったので、ここをある程度積み上げられたのは良かったと思います。
ですが、個人的には一度もブログ記事そのものの内容についての指摘は受けていなかったことから、妻が壁にぶち当たっていた
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」
とは違って、記事が問題だとは正直思っていませんでした。
一応、都市伝説的に言われている
「コピペ率」
も下記のサイト内ツールを使わせてもらいチェックもしていました。
無料コピペチェックツール:CopyContentDetector
結構ニッチなブログ記事を積み上げていたので、参考的に資料を見たり引用したこともほぼ無かったので、全記事においてコピペ率は20%~25%前後だったのでその部分も問題ないと思っていました。
読者への有益性云々は別の話として、オリジナリティは自信があったので。
反対に、プロフィール同様
「 プライバシーポリシー・運営者情報・免責事項作成 」
については、この間にしっかりと作り込みました。
もはや
「君だれ?ここの人?」
のグーグル警察の職務質問にも臆することなく。
そしてこのあたりの基本設定は相変わらず妻のブログを見ながら進めるという、まさに夫婦の利をフル活用しました。
いつだって大切なことは全て妻が教えてくれる― by けんとん
本ブログ内で2回目の登場ですが↓↓
[blogcard url=https://jijiko.com/adsense-pass/]
そんなこんなで、丸1ケ月ぶりにアドセンス申請ポチっとしました。
2020年3月8日:合格は突然に
やれる対策はやったつもりだったこと、そしてこの日は日曜日だったので、午後に娘と共に昼寝をしていました。
16時くらいにのそのそと起きると、妻が静かに僕に報告したのです。
「けんとん、アドセンス合格してるよ」
んっ?
えっ?
えぇぇぇぇぇ!!!!
僕も急いで自分の目で確認すると
もう、ラブストーリーよりも突然に合格通知が来ていました。
嬉しいやら、状況が理解できないやら、でもやっぱり嬉しかったですね。
(あの有名な女性の画像は2サイト目だからか無くて、シンプルな感じなんですね)
そんなわけで、僕のアドセンス挑戦はこうしてひとまずのゴールに辿り着きました。
超あっさり塩味の、大逆転劇、見事Googleアドセンス合格です。
まとめ
結論としては、2サイト目だからと言ってやはり1サイト目とやることは変わらなかったです。
ただ、もう、とにかく、短期間でむやみやたらに申請を繰り返さないこと。
これはもう鉄則です。
グーグルさんはちゃんと見てくれていますし、正当に評価してくれます。
結構検索したのですが、僕と同じような境遇に陥った人の話をほとんど(むしろ全く)目にしないので、今回のような事象はごくごく稀なケースなのだとは思います。
急がばまわれ。
大事ですね。
これからGoogleアドセンスに挑戦する方々がどうか同じ轍を踏まないようにと祈っています。
そして大事なことを最後に。
Googleアドセンス合格はゴールではなくスタートです。
いや、もしかすると本当はスタートすらもっともっと先にあるのかもしれません。
コツコツと記事を積み上げ、それが誰かにとっての有益なものとなった時に初めて、僕らの(あなたの)ブログはスタートラインに立つのでしょう。
始めた時の気持ちを忘れずに、これからも長く続けていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログで取り上げて欲しいテーマ等あればコメントいただけると幸いです。
それではまた次のブログで。
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