コロナショックで暴落となった米国市場ですが、一旦は底値をつけた様子で先週(2020年4月9日)は株価を上げて終えています。
とは言え、まだまだ株式市場全体が暴落前の水準に戻ってきているわけもなく、楽観視できるようになるのはまだまだ先になるかもしれませんね。
そんな中、先月に続き今月も楽天証券からLQDの分配金がありましたので報告します。
LQDから4.46ドル
LQDは20株保有しています。
今月の分配金は税引後で4.46ドルです。
LQDは毎月分配金があります。
税引前単価としては3月の0.34929ドルに対して、4月は0.31004ドルでしたので、単月比較でいうと減配となります。
昨年4月の実績が単価:0.357954ドルなので、そこと比べても今回は減ってしまっていますね。
ただし、配当利回りはあくまで一年トータルで結論が出るものなので、単月ごとでの上がり下がりはあまり気にすることではありません。
むしろ、評価額が下がっている中で毎月配当金(分配金)が出ることは喜ばしいことです。
LQDは暴落に強い
分配金だけではなく株価にもフォーカスを当てて見てみましょう。
一目瞭然で、債券ETFであるLQDは暴落にとても強いことが分かりました。
直近52週間のLQDの株価チャートです。
最高値は134.53ドル。
直近4月9日の終値は131.83ドル。
コロナショックで一時は104.95ドルの最安値を付けたところから、すでに暴落前の水準にほぼほぼ近いところ(下落率にして2%!)まで株価を戻してきているのです。
大暴落中のHDVやSPYDと比較
一例として僕が他に楽天証券で保有しているHDVとSPYDの暴落率との比較をしてみましょう。
HDVで約20%の下落率。
大暴落中のSPYDにおいてはいまだ約30%の下落率から回復出来ていません。
株式・債券の違いはあれど、 LQDが暴落で付けた最安値から最高値比較での下落率を2%まで既に戻してきているのは素晴らしいパフォーマンスだと感じています。
この程度であれば、暴落市場ではなく日々の株価の上下の範疇ですからね。
*SPYD・HDV・VYMの比較もこちらで↓
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まとめ
僕が保有している債券ETFはLQDのみなので、4月にもらえる分配金は今回のLQDからの4.46ドルのみとなります。
先月分と合わせて200ドルちょっと分配金が手元にあるので、再投資先を検討中です。
米国必需品セクターがメイン構成のETF:VDCへの再投資が今のところ最有力です。
日本の投資家の中では決して人気が高いETFではないですが、プロクター&ギャンブル(日本だと略称のP&Gの方が聞きなれていますね)やコカ・コーラなど景気に左右されにくい銘柄を中心に構成されているので、今回のような暴落の場面へのディフェンスを強くするような思惑です。
という声も聞こえてきそうですが、そこは配当利回りの構想もあったりするので・・・
来月以降も配当報告は続けていこうと思いますので、またお越しいただければ幸いです。
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